芸能事務所エーチームグループ所属タレントの出演情報
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ドラマ、CMに引っ張りだこ。画面を彩る若手注目株イケメンの筆頭とも言えるだろう。神尾楓珠(22)(エーチームグループ・エーチーム)。放送中の東海テレビ・フジテレビ系ドラマ「顔だけ先生」(土曜午後11時40分)で主演し、初の教師役にも挑戦。活躍の幅を広げるが、時の流れにあらがうことなく、あくまで“自然体”で役者道を歩んでいる。
キリッとした目鼻立ちをはじめ、整いすぎたルックスから“国宝級イケメン”ともいわれる。それでも本人は「複雑です…。ありがたいとは思うのですが、(同ランキングの)1位ではないですし、そこまで言われていいのかな? って…」。幼少期から周囲に芸能界入りを薦められたこともあったというが「よく友人の親とかに言われてましたけど、恥ずかしがり屋だったので…。そんなに見ないでって思っていました」と、あくまで自然体だ。
そんな神尾が主演を務める「顔だけ先生」では、初の教師役を務める。問題山積みの私立菊玲学園高校に現れる日本史の非常勤講師・遠藤一誠役。自分の生き方を貫き、教師らしいことは一切せず、周囲からは“顔だけ先生”とやゆされる破天荒な役柄だ。
「独特なキャラクターだと思います。せりふで核心をつくような部分も、立たせないといけないけれど、深いことは言ってないように、さらっと言えるように演じるのは難しいです」
これまでは、生徒役を演じることが多かった。
「教師らしくないというのが、今の自分には救いだったかもしれません(笑い)。ただ、遠藤の自分の価値観を大切に生きるという部分とか、考えていないわけではないけど、周りからはのんきに見えるというか…。僕も、周りがこうだから…というのは好きじゃないですし、そういうタイプなので共感はしています。正反対な部分は、遠藤は多趣味ですけど、僕は趣味があまりないことですかね(笑い)」
家族も心配するほど「おとなしかった」という幼少期。1歳上の兄の影響で年長から始めたサッカーにのめりこんだ。
「年長から高1までやっていました。小学校の頃はFWでしたが、性に合わず(笑い)。中学校の時はサイドバックで、高校の時はトップ下(MF)でした」
高1の途中でサッカーをやめ、現在の所属事務所(エーチームグループ・エーチーム)のオーディション(エーチームグループオーディション)を受けて芸能界の扉を開くことになったが、それもどこか自然の成り行きだった。
「それまで全てだと思っていたサッカーをやめて、自分の中心にあったものがなくなって、それを埋めたくて…。いろいろ考えた結果、芸能活動を始めようと思いました。周りがやっていないことをやろうと思っていました」
それでも当初は「高校を卒業したらやめる」という気持ちだったという。大学に進学するか迷った時期もあったが、「そろそろ決めないと…という時期に、他のことに夢中で、『大学には行きません』って言っちゃったんです(苦笑い)」。
なかばその場しのぎの言葉だったが、自然と覚悟は決まっていたのかもしれない。役者一本と決まって、芽生えた気持ちもあった。
「この仕事で食べていかなきゃいけないという意識が芽生えましたし、役者仲間と関わりが増えていくにつれて、オーディションとかでも何回も同じになる人がいたり、競争心というか、負けたくないという気持ちが出てきて、より本気で向き合えるようになったと思います」
そんな時に出会ったのが、テレビ東京系ドラマ「恋のツキ」だった。
「19歳の時に15歳の役をやったんですけど、この年齢で4歳差って相当大きくて、それまでのやり方だと全く通用しなくて…。ちゃんと役を作っていかないといけないなと。役を演じる意味というか、演じるってこういうことなんだという感覚が初めてつかめた感じがしました」
さらに日本テレビ系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演。菅田将暉(28)演じる教師と生徒の物語は多くの反響を呼び、神尾自身も周囲から見られる目が変わったと実感している。
「(生徒役で)同世代も多くて、刺激がありました。生徒役のみんなが菅田くんからたくさん刺激を受けたこともありました。それが今回は自分が教師役。生徒と相対する時は引っ張らなきゃという気持ちですが、生徒役のみんなに刺激を与えられたらなと思います」
役者として役を演じる醍醐味(だいごみ)について「同じ役は1つもないですし、毎回違う役をいただく中で、自分でどう表現できるんだろうとチャレンジできますし、その表現をたくさんの方に見ていただけるのはうれしい」と話しつつ、自らの“武器”については「どこなんですかね…」。「顔だけ先生」の後藤勝利プロデューサーが「行間の作り方や、台本では書き込めないせりふがない部分での役としてたたずまいを作るのが天才的。この人は本当にこういうことをするんだろうなということを、何事もなくさらっとやってのけるのは、近年見たことないくらいの才能だと思っています」と評すると、さらに「そうですかね」と頭をかく。
神尾楓珠/「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」第3話より
自然に身を委ねながら、ステップアップを重ねてきた。だから、あえて目標も設定しない。
「今どうあるか…というのが自分の中で大切なんです。見ていて安心できる役者でいられたらとか、余裕がある大人になりたいというのはありますが、目標を決めてしまうと、そこに至るまでのルートを探してしまうじゃないですか? そうなると自分の場合は周りが見えなくなってしまうんです。そうはなりたくないというか、視野を広く持っていたいので。臨機応変に対応できるようにいたいなと思いますし、流れに任せた方がいいのかなと」
どんな風が吹いても、自分は自分でいられる。ひょうひょうとしているが、その裏にある決意や覚悟を感じさせる言葉に“顔だけ”ではない芯の強さを感じた。
⇒顔だけ先生 | 東海テレビ
⇒神尾楓珠は顔だけ…!? いいえ、芯のある役者です - 日曜日のヒーロー&ヒロイン - 芸能コラム : 日刊スポーツ
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⇒神尾楓珠 | エーチーム
⇒エーチームグループオーディション|所属タレント|神尾楓珠
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